- チャイルドシートを付けるのに正解な位置を知りたい
- 安全性の観点からおすすめの位置
- ケース別(子ども1人・2人)の付け方
チャイルドシートを後部座席に取り付けるとき、
「助手席の後ろと運転席の後ろ、どっち側がいいの?」と迷いますよね。
私も初めてチャイルドシートを取り付けるとき、右と左のどっちが安全なのか悩みました。
結論から言うと、迷ったら後部座席の助手席後ろ(左後ろ)を第一候補にするのがおすすめです。
JAFでは、助手席はエアバッグの危険があるため後部座席に取り付けること、さらに乗せ降ろしの安全を考えると歩道側(左側)がよいと推奨されています。
ただし、どの家庭でも必ず左後ろが正解とは限りません。
チャイルドシートの取付位置を決めるポイント
- 車の取扱説明書で取り付け可能な座席か
- チャイルドシートの適合表に合っているか
- ISOFIXアンカーがあるか
- 毎回きちんと固定できるか
- 乗せ降ろしを安全にできるか
この記事では、チャイルドシートを後部座席のどっち側に付けるべきか、助手席後ろ・運転席後ろ・中央席・2台設置のケース別にわかりやすく解説します。
チャイルドシートは後部座席のどっち側?まずは結論

チャイルドシートの設置位置で迷ったら、まず下の表で考えるとわかりやすいです。
| 位置 | おすすめ度 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 助手席の後ろ(左後ろ) | ◎ | 迷ったときの第一候補。歩道側で乗せ降ろししやすい | 車種・チャイルドシートの適合確認は必須 |
| 運転席の後ろ(右後ろ) | ○ | 駐車場やドアの開き方の都合で左後ろが使いにくい家庭 | 道路沿いでは車道側で乗せ降ろしになりやすい |
| 後部座席の中央 | △ | 車とチャイルドシートの両方が中央席設置に対応している場合 | ISOFIX非対応や座面形状で正しく固定できない車も多い |
| 助手席 | × | 原則おすすめしない | エアバッグ作動時の危険がある |
法律上、「右側に付けなければいけない」「左側に付けなければいけない」という決まりはありません。
警察庁は、6歳未満の幼児を乗せる場合にチャイルドシートを使う必要があると案内しています。
一方で、取り付ける左右の位置は法律ではなく、安全性・車種への適合・乗せ降ろしのしやすさで決めましょう。
迷ったら助手席後ろ(左後ろ)を第一候補にする理由

助手席後ろ(左後ろ)を第一候補にしやすい理由は、乗せ降ろしの安全性です。
日本は左側通行なので、道路沿いに停車したとき、左側のドアは歩道側・路肩側になりやすいです。
そのため、助手席後ろにチャイルドシートを付けていると
- 子どもを車道側に降ろしにくい
- 保護者が落ち着いてベルトを締めやすい
- ベビーカーや荷物の出し入れもしやすい
- 雨の日や送迎時でも動線が作りやすい
というメリットがあります。
JAFのチャイルドシート取り付け案内でも、後ろの座席に取り付け、より安全な乗せ降ろしを考えると歩道側(左側)がよいとされています。
「とりあえずどっち側にしよう?」と迷うなら、まずは助手席後ろを候補にして、車の説明書とチャイルドシートの適合表を確認しましょう。
運転席後ろ(右後ろ)がダメなわけではない

運転席後ろに付けるのが絶対にダメ、というわけではありません。
家庭によっては、右後ろのほうが使いやすい場合もあります。
たとえば
- 自宅駐車場の壁や柱の関係で左ドアが開けにくい
- 右後ろにしか安全に固定できない
- 左後ろに兄弟のチャイルドシートを置いている
- 車のISOFIXアンカーや座席形状の都合で右後ろのほうが安定する
というケースです。
大切なのは、左か右かだけで決めることではありません。
その座席で正しく固定できるか、毎回ベルトをしっかり締められるかを優先してください。
チャイルドシートは、取り付け位置よりも「正しく固定できているか」のほうが重要です。
後部座席の中央は安全そうだけど注意が必要

後部座席の中央は、左右のドアから距離があるため安全そうに見えます。
ただし、中央席は車種によって注意が必要です。
特に注意すべき点は下記です。
- 中央席にISOFIXアンカーがない
- 座面が盛り上がっていてチャイルドシートが安定しない
- シートベルトが2点式で固定に向かない
- チャイルドシートの取扱説明書で中央席が不可になっている
1つでもあてはまる場合は、中央席に無理に付けないほうが安全です。
JAFも、後部座席の中央は車両のシート形状やシートベルト構造によって正しく取り付けられない場合があると案内しています。
「真ん中が一番安全そう」だけで決めず、必ず車とチャイルドシートの説明書を確認しましょう。
助手席にチャイルドシートを付けるのはおすすめしない

助手席へのチャイルドシート設置は、原則おすすめしません。
おすすめしない理由はエアバッグです。
事故のときに助手席エアバッグが開くと、チャイルドシートや子どもに強い衝撃が加わるおそれがあります。
とくに後ろ向きチャイルドシートを助手席に付けるのは危険。
やむを得ず助手席を使う場合のポイント
- 車の取扱説明書で助手席設置が認められているか
- チャイルドシートの説明書で助手席使用が可能か
- エアバッグをOFFにできるか
- シートを一番後ろに下げられるか
を必ず確認してください。
迷う場合は、助手席ではなく後部座席を選ぶほうが安心です。
ケース別|チャイルドシートはどっち側に付ける?

ここからは、家庭の状況別におすすめの考え方を整理します。
子ども1人なら助手席後ろを第一候補にする
子ども1人なら、まず助手席後ろ(左後ろ)を候補にしましょう。
理由は、歩道側で乗せ降ろししやすいからです。
ただし、自宅駐車場の都合で左側のドアが開けにくい場合は、運転席後ろでも問題ありません。
左右のどちらに付ける場合でも、最後は以下を確認してください。
- チャイルドシートがグラグラしない
- ISOFIXが左右とも確実にロックされている
- シートベルト固定ならベルトにたるみがない
- 子どもの肩ベルトがゆるすぎない
子ども2人なら左右に1台ずつが基本
子ども2人でチャイルドシートを2台使う場合は、後部座席の左右に1台ずつ設置することが多いです。
その場合のポイントは
- 月齢が低い子を助手席後ろ
- 自分で乗り降りしやすい上の子を運転席後ろ
にすると、乗せ降ろしがしやすいです。
ただし、5人乗りの車にチャイルドシートを2台置くと、大人が後部座席に座りにくくなることがあります。
5人乗りで大人も乗る予定がある方は、こちらの記事も参考にしてください。
軽自動車・コンパクトカーはドアの開き方も確認する
軽自動車やコンパクトカーでは、車内スペースが限られます。
助手席後ろが基本ですが、実際に設置して確認すると
- 前席とチャイルドシートが干渉する
- ドアが十分に開かない
- 子どもを抱っこして乗せにくい
- ISOFIXの差し込みがやりにくい
ということもあります。
軽自動車で使う場合は設置位置だけでなく、コンパクトなチャイルドシートや回転式チャイルドシートも候補に入れると使いやすいです。
ISOFIXタイプはアンカー位置を優先する
ISOFIXタイプのチャイルドシートは、車側のISOFIXアンカーに固定します。
多くの車では、ISOFIXアンカーは後部座席の左右にあります。
中央席にはISOFIXがない車も多いため、ISOFIXタイプを使うなら左後ろか右後ろのどちらかから選びましょう。
ISOFIXで取り付けるときのチェックポイント
- 左右のコネクタが両方ロックされている
- インジケーターが緑になっている
- サポートレッグやトップテザーが正しく固定されている
- 座席を揺らしても大きく動かない
後部座席の右・左で迷ったときのチェックリスト

最後に、どっち側に付けるか迷ったときのチェックリストをまとめます。
| チェック項目 | 左後ろ | 右後ろ |
|---|---|---|
| 車の説明書で設置可能 | □ | □ |
| チャイルドシートの適合表でOK | □ | □ |
| ISOFIXまたはシートベルトで確実に固定できる | □ | □ |
| ドアを十分に開けられる | □ | □ |
| 子どもを安全な側に降ろせる | □ | □ |
| 前席と干渉しない | □ | □ |
| 毎回ベルトを締めやすい | □ | □ |
この表で左後ろに問題がなければ、左後ろを第一候補にしてOKです。
左後ろが使いにくい場合は、右後ろで正しく固定できるかを確認しましょう。
チャイルドシート選びも一緒に見直すと失敗しにくい

チャイルドシート選びも非常に重要です。
- 乗せ降ろしが大変なら回転式
- 車内が狭いならコンパクトタイプ
- 5人乗りで大人も乗るなら幅の狭いモデル
- 長く使いたいならロングユースモデル
を選ぶと、毎日の使いやすさが変わります。
設置位置だけでなく、車種や家族構成に合うチャイルドシートを選ぶことも大切です。
よくある質問(FAQ)
まとめ
チャイルドシートの設置位置まとめ
- 第1候補: 後部座席の真ん中(最も安全)
- 第2候補: 助手席の後ろ(左後ろ)— JAF公式推奨、歩道側で乗せ降ろしが安全
- 第3候補: 運転席の後ろ(右後ろ)— 上記2つが使えない場合
- 助手席はNG(特に後ろ向きは絶対禁止)
迷ったときは、チャイルドシートの取扱説明書と車のマニュアルを必ず確認してください。
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